チェルシーバルセロナ

こんなことまでしてと話題を作りながら、行われたチェルスキーバルサですが、結局バルサの完勝ですね。

デルオルノの退場が全てだったとは思いますが、モウリーニョの小賢しいサッカーを個人の能力で圧倒する姿はリーガ好きの溜飲を下げたことでしょう。

で、ところどころで話題になった芝生ですが、その割りに水溜りが出来るわけでも無く、変なバウンドを見せる箇所も無く、酷使されている割りには良好なコンディションだったように思えます。

おそらく、相当、排水性の良い路盤なのでしょう。
そのような路盤の場合、土壌の水分が不足しがちになることが多く、こまめな管理が必要のなりますので、話題になっている散水もおそらく元々予定されていたものでしょう。

また、スタンフォードブリッジのヒーティングシステムがどのようなものかは知らないのですが、一般的にヒーティングシステムを作動させると土壌が乾燥して、芝生の根が傷み、生育に悪影響を与えますので、それを防ぐ意味でも水を撒いた可能性が高いと思います。

天然芝はいくら丈夫だといっても生き物ですので、休養期間が全く無いと弱りますし、弱りきってしまうと、やはり回復までの時間が掛かってしまいます。

芝生が根付くだけの時間があれば張り替えてしまうのが、最も手っ取り早いのですが、今季のチェルシーのようにプレミアリーグにCLついでにFAカップのリプレイまでこなすようの日程だと根付くだけの時間も取れないでしょうし、辛いですね。

スタンフォードブリッジのグラウンドキーパーは良い仕事をしていると思います。
青々としていても、根付きが悪く、ズルズルと滑るような芝生になっているところも多々ありますからね。

選手の怪我の可能性を考えると、そのような芝生なら、まだ土のグラウンドの方がマシだと思います。

スタンフォードブリッジの芝生の問題はチェルシーがロンドンにあって、今の日程をこなしているうちはずーっと悩まされそうです。

綺麗な芝生が見たいチェルシーファンの方はアブラ様に新しいスタジアムを作ってもらうのが最も早い方法でしょうねw