横浜ダービー?
フォーメーション
横浜Fマリノス 横浜FC
マルケス 清水 城
奥 三浦カズ 吉野 イザイアス
ドゥトラ 吉田 内田 山口
マグロン 上野 中島 金沢
那須 栗原 松田 鄭 トゥイード
榎本 菅野
マリノスはCBの真ん中に栗原勇蔵を入れ、松田直樹を右に回す形。
ドゥトラ、マルケスのコンビは判っていても止められない。
吉田孝行はサイド突破こそ無いが、ポジショニングが良く、マルケスとドゥトラが突破した際は必ずPA内に進入し攻撃に厚みを加えている。
横浜FCの新外国人イザイアスは、スピードはあまり無いが、動き出しの速さと強力なシュートを持っており、カウンター時には頼りになりそう。
35分 吉田の右サイドからのアーリークロスをマルケスがディフェンスの前で胸トラップ、巧くディフェンスのタイミングを外しシュート。ゴール。
マルケスの個人能力に衰え無し。
前半終了
マリノスは個人能力の差で圧倒しているが、全体的にパススピードが遅く、ワンタッチプレーやダイレクトプレーも見られないため、攻撃に意外性が少ない。
横浜FCの戻りが早いこともあるが、それを差し引いても…
唯一、松田が上がったときには、テンポが変るがリスクが大きいだろう。
このままではJ1相手の場合、厳しい戦いになりそう。
後半 マリノス那須大亮→河合竜司 奥大介→大島秀夫
横浜FC 山口素弘→アウグスト
そういえばらしいプレーが見られなかった奥を下げて、大島投入。清水がトップ下へ。
52分 アウグストがマグロンに後方からスライディングタックル。
ブラジル代表マグロンが同胞を諭すようにお説教。
そのアウグスト。左足がなかなか強力。スピードもなかなかありそうなので、左サイドで使うと面白そうだが、そこはカズのスペース。残念ながら生きる場面が少なそう。
マリノスは奥を下げた後、ボールのおさめどころが無く、苦しい展開。
清水はどうしても裏を狙う動きをしがちなので、ボランチからの展開が難しそう。
62分
マルケス→後藤祐司 ドゥトラ→平野孝
三浦知良→早川知伸
横浜FCは鄭容臺をボランチに上げアウグストを一列上げる。
70分 吉田孝行→田中隼麿
後半消えていた吉田に代えて田中を投入。
73分 上野の右からのクロスをトゥイードが被ってしまい、フリーの大島へ。大島は冷静にヘディングし2点目。
76分 松田のミドルパスを大島がPA内で巧く処理、早川軽く交わして大島シュート。大島2点目。
80分 坂田が左サイドを独走し真ん中に折り返し、大島がヘディングするもクロスバー、跳ね返りを清水が冷静に押し込み4点目。
終了
マリノスは守備陣が90分集中を失わず、安定した出来。
攻撃陣は4点とっているが、横浜FC側の集中力の低さによるものが多く楽観は出来ないと思われる。
右サイドの吉田と田中、左サイドのドゥトラと平野の取捨、トップ下とボランチの組み合わせ、スーパーサブの大島と坂田の使い方。
マスターピースは何処にあるのか岡田監督は苦悩しそう。
ところで、ラーヨ・バジェカーノとレアル・マドリーはダービーマッチなのかな?