日本代表予想 

FW 5
高原直泰 鈴木隆行 玉田圭司 巻誠一郎 柳沢敦佐藤寿人) 

ブラジル代表が圧倒的に抜けているという状況で、クロアチア、日本、オーストラリアの3チームはブラジル戦は捨てて、他の2試合で勝負というのは共通しているでしょう。
そのような状況の中で、重要なのは他の2チーム相手に負けないこと。

初戦のオーストラリアにしても2戦目のクロアチアにしても、リスクを取って攻めに出てくる可能性は低いでしょう。
日本代表のこれまでの試合を分析すれば、DFラインを低めに設定しておけば、失点するリスクは極めて少なくなるということは、おのずと判ります。
守り倒しておいて、日本代表が焦れて前掛りになってきたところをカウンターするという、最もリスクが少なく、確実に勝ち点を獲る方法を選ぶでしょうね。

日本代表のFWの能力を考えたとき、そのような相手に対して最も可能性の高いのはやはり
中村俊輔のFK。
ここで出てくるのが鈴木師匠です。
ボックスの中での仕事は、期待できませんが、相手に引かれた場合はどの選手も似たりよったりです。
日本代表のFWの中で最も体を使うテクニックにすぐれ、ボールを引き出す能力を持つ師匠が
ファウルをゲットして、中村俊輔のセットプレーからの得点。
遠回りのように見えますが、これしか方法が無いじゃないですか。

裏にスペースが無い以上、玉田や柳沢が活躍する場面はかなり限られます。
高原や巻はボックスの中で相手を引きつけるでしょうがそれまで。

ここは師匠を選ぶしか無いでしょう。

本当は久保が好調なら、高原に成り代わってボックスの中で仕事をしてくれそうなんですが
今のコンディションではどうにもこうにも。。

MF 7
中田英寿 中村俊輔 小野伸二 福西崇史 小笠原満男 松井大輔 長谷部誠 

それぞれの選手の特徴を考えたときに稲本と遠藤からは、これといったストロングポイントが感じられません。
守備面を考えるなら福西が、汗かき役兼繋ぎ役としては小笠原に分があるでしょう。
そこで彼ら二人に代わって松井と長谷部を抜擢するのが面白そうです。
中田以下の面々と違い、ドリブルで局面を打開することが出来る能力は得点が必要になった場面で大きな武器になるでしょう。

長谷部なんかはキリンカップで使われることが無かったので、選出は厳しいとは思いますが
隠し球として温存している可能性も若干あるでしょう。きっと。

タマに見せるジーコの勝負師としての一面に期待したいですね。

DF 8
宮本恒靖 中澤佑二 田中誠 坪井慶介 中田浩二 アレックス 加地亮 駒野友一

右サイドの控えとして茂庭と駒野を比較したとき、茂庭を選ぶ理由が無いように思います。
CBとしても使えるユーティリティーは強みですが、中田浩二の加入によって、その優位性も
無いでしょう。
キューウェル、スルナ、ロナウジーニョと怖い相手が続く加地のサイドですが、去年のコンフェデのパフォーマンスを信じたいと思います。

GK 3
川口能活 楢崎正剛 土肥洋一

ここは、もう不動でしょう。
過去に呼ばれた経験のある曽ヶ端や都築は負傷していますし、入れ替わりは無さそうです。