リヴァプールーマンチェスター・ユナイテッド
リヴァプールはクラウチが復帰、最近師匠化が著しいモリエンテスとの2トップ
ユナイテッドはファーディナンドが控えにも居ない。ヴィディッチとブラウンのコンビがフレッチャー、ギグスのセンターハーフ陣の下でどこまで出来るのか。
序盤はお互い集中を切らさずに膠着した展開
17分 セットプレーからキューウェルがヘディング、ファンデルサールが神セーブでコーナーキックに逃れるが、そのコーナーキックからクラウチがヘディング、ファンデルサールは触るものの弾ききれずにゴールイン
リヴァプール先制
34分 セットプレーからフィナンがフリーでシュートもサイドネット。
セットプレー時のユナイテッドのディフェンスはどうなっているのか。
前半はともに決め手を欠く展開
特にユナイテッドはクリスティアーノ・ロナウドがボールを持ったときに一瞬可能性を感じさせるのみで、殆どの攻撃はリヴァプール中盤のプレスによって全く展開できない。
たまに中盤のプレスを潜り抜けても、リヴァプールバックラインの集中が素晴らしく簡単にボールカットされてしまうため、全くチャンスをつくれない。
リヴァプールもシャビ・アロンソを欠くためか、普段見せる中盤でのボール回しが出来ずにミスが多い。
それでもサイドと前線の選手のポジションチェンジとフリーランニングによって、相手マークのギャップのずれをつくることに成功し、時折チャンスをつくるがなかなか決定的な場面まで持ち込めない。
後半に向けてリヴァプールはこのままで良いだろうが、ユナイテッドは何か変化が無いと厳しそう。
後半開始
交代 シルベストル→サハ リチャードソンを左SBに下げた模様。
4-3-3にしてフレッチャーが一人中盤の底でアンカーとなり、ルーニー、ロナウド、サハ、ギグスの四人がポジションチェンジを繰り返し、中盤で精力的に動く形。
クリスティアーノ・ロナウドの中央でのプレーはあまり機能しなさそうだが、なかなかどうして。
中盤での球離れは良いので簡単にはたき、リズムをつくることが出来ている。
また、基本的には前に上がることしか知らないプレーヤーなので、はたいた後は前に走りボールを欲しがるという、考えてみると理想的なイングランドスタイルのセンターハーフのプレーにw
これで中盤でパスを出すときに良くある軽率なミスを無くせば、数シーズン探し続けていたセンターハーフに納まることが出来るかも知れない。
62分 モリエンテス→ルイス・ガルシア
ユナイテッドは重心が前に傾いているため、ディフェンスラインと中盤の間への影響力が薄れている。
クラウチへのロングボールを増やし、ルイス・ガルシアに拾わせるのが狙いか。
68分 セットプレーのボールをキューウェルがPA内でフリーで受けそのままシュート。
ディフェンスにあたりスローイン。
76分 フレッチャー→スミス
一人で中盤を支えていたフレッチャーは運動量が落ちてきていたので、それに対応か。
ただ、スミスがどこまで出来るのか…
82分 キューウェル→クロンカンプ
サイドの守備力強化かな。
87分 クラウチ→ジブリル・シセ
前線での運動量を増やすのが目的だろう。
90分 スミスが・・・ リーセのFKを防いだ際にボールに乗る形になり、そのまま左足を伸ばしてしまう。左足を完全に固定し担架にのり退場。長引かなければいいんだが…
スミス→パク
いまはスミスの怪我が軽いことを祈るのみ…